デカンタージュでワインが目覚める!澱を取る以外の嬉しい効果とは?

デカンタージュでワインが目覚める!
澱を取る以外の嬉しい効果とは?

澱を取るだけじゃないデカンタージュ

レストランでワインを頼むと、デカンタと呼ばれる容器にワインを移し替えることがあります。これはデカンタージュ(フランス語)と呼ばれボトル内にある澱(おり)をワインから分けるために行います

澱はワイン中のタンニンや色素成分が結晶化したもので、製造過程やボトルに詰めた後に徐々に現れます。苦味が強く、ワインの味を損ねるため、ワインの上澄みをデカンタに移すことで、そこに沈んだ澱と分けます。

また、ワインをデカンタに移す過程で空気とワインが触れることで、ワインの香りを目覚めさせることも、デカンタージュの重要な効果です。

澱は高級なワインの証

澱ができやすいのは、ボルドーの古いワインです。そのため澱があるのは高級なワインの証でもあります。澱が無いような若いワインでも空気に触れさせ て、香りを増すことを期待してデカンタージュすることもあります。

白ワインや澱の少ないブルゴーニュの赤ワインはデカンタージュは行いません。

デカンタージュに挑戦してみよう

もしも古い年代物の赤ワインを買ってきたら、すぐに飲まずに、数日間は立てておいておきましょう。

買ってきたばかりのときは、澱が舞い上がり、とてもデカンタージュできるような状態ではありません。すぐに飲まない場合も、飲もうと思う数日前には立てて保管をして、澱を底に沈めておきましょう。

澱が底に沈んでしまえば、デカンタージュしなくても大丈夫ですが、自分でデカンタージュする場合は、澱が舞い上がらないようにゆっくりとワインを開けて、別の容器に底の澱の部分を残して移し替えて下さい。

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